2019/2/12に、顧客管理ソフトガンジスのVer 3を公開しました。
大きな変更点
データベースを、Microsoft SQL Server から、PostgreSQL(ポストグレスキューエル。略称ポスグレ)に変更しました。これにより、データベースを、ガンジスインストールファイルに同梱できるようになり、別途データベースをインストールする必要はなくなりました。ポスグレは、世界で広く利用されている無償のオープンソースソフトウェアです。
やはり、 Microsoft SQL Serverをダウンロードしてインストールする、ということが、ユーザーには難しくネックでした。最初から、ネックになることは予想していたので、サーバー無償インストールなどのサポートを提供していました。けれども、遠隔操作でのサポートも時間がかかり、サポートで対応するというのも限界がありました。データベース自体の変更を行うことができるのか、変更するとしたらどのデータベースが良いのかを、時間をかけて検証するなかで、課題を解決できそうだと分かりました。今回、Ver3からは、 PostgreSQL を利用することにします。
PostgreSQLを利用することで、大規模なデータベースになっても、無償で利用できます。また、Windowsの他、Linuxをサーバーにして運用できます。それにより、クラウドにデータベースを設置するのも低廉な価格で出来るようになりました。例えば、さくらインターネットのVPS(685円/月~)を利用し、 PostgreSQLを設置します。このデータベースには、インターネットに繋がっているPC上のガンジスから接続できます。複数の離れた拠点から、ガンジスから同じデータベースを利用する方法の1つです。
費用例
離れた拠点の2カ所にあるそれぞれ1台のPCで、データーベースを共有する場合。
- ガンジス ライセンス(2台分込み・378円/月) 1台追加は216円/月
- さくらVPS(685円/月)
合計、1063円/月 となります。
Ver 2をご利用の方へ
今までのVer 2をご利用の方は、よろしければ、弊社でデータの移行を行いますので、ご連絡下さい。