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顧客が単に雑談だけしに訪れても歓迎できる雰囲気にしている2020.1.25

ある個人の不動産会社では、顧客が茶飲み友達になり、茶飲み友達が顧客になる、という状態です。別に用事があるわけでなくお茶を飲んで雑談をして帰って行くというお客さんが大勢いて、そうしているうちに売買を頼まれることがある、という関係です。

 

あるガソリンスタンドでは、店舗でご当地サイダーに特産品、野菜や本までいろいろと販売しています。給油しなくても、本が読めたり100円でコーヒーが飲めたりと、地域のコミュニティーの場をめざしています。

 

自坊では、傾聴喫茶カフェガンジス(飲み物無料)を行事のたびに行い、御門徒を迎えています。

 

こうしたことを行うと、お店と顧客とが接する機会が増え、顧客同士の交流が生まれます。ただ、メリットも大きいですが、お店の負担も増えます。ですから、するかしないかは、お店の方針だと思います。カフェなら顧客が雑談をしに来店すると飲み物の注文もあるので、それで良いのですけどね。

 

また、人が集まること自体が団体の原動力になるところは、こうしたことを行うべきだと考えます。選挙期間中は、候補者の選挙事務所に、さほど用事もなく人が集まったりしますよね。同様に、NPO法人や市民団体でも、ぶらっと来てお茶を飲んで帰って行くことができるところだったら、支援者もより参加しやすくなるでしょう。


あなたのお店では、顧客が雑談をしに気軽に訪れるのも歓迎できる雰囲気にしますか?