- 基本情報 名前・住所などの記録
- 取引記録 商品・サービスの取引の記録
- 対応記録 基本情報と取引記録以外 例)会話の内容
この3つが交流のための顧客記録です。逆に言えば、顧客の記録をつけないと、交流は深まりません。
業種によって、この項目の重要度は違います。
理容店の例
男性向けの理容店では、基本情報の名前や連絡先が分からないことがあります。その時は、特徴をメモして顧客を区別する。そして、髪型をどうしたか、どんな希望だったのかの記録(カルテ)をつける。
連絡先が不明でも、取引・対応の記録をつけるのです。
不動産業の例
宅地建物取引には、基本情報・対応記録・取引記録が必要です。いずれも重要で、欠かせません。契約書は取引記録の集大成です。対応記録は、交流だけでなく、トラブルに備えるのに必要です。
カフェ・喫茶店の例
個人経営のカフェでは、基本情報と対応記録があるといいです。ただ、取引記録(注文内容)をつけるかは、お店次第です。手間がかかり過ぎるなら、しなくても構わないでしょう。
場合によっては、基本情報がほとんど分かりません(姓やあだ名が分かるだけ)。その時は、一人一人が分かるように名簿に書きます。