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失敗を記録し振り返る2020.8.30

失敗を記録することで、失敗が激減した例があります。

「ミスを書き出す、つまり、フィードバック・システムを作ることによって、チームのミスは大幅に減った。効果は即効性があり、(・・・)チームの手術中の過失率は最初の一年で激減した。」(『Learn Better 頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ』アーリック・ボーザー /著・英治出版 p.144)

提供した製品・サービスでの失敗、顧客対応での失敗を記録します。業種によっては、ミスを分類し分析すると良いです。失敗から学び、自身の成長に繋げるには、記録をして振り返るのが効果的なのです。

ヒヤリ・ハット

事故につながりそうな「ヒヤッとした、ハッとした」事例を集め共有することが医療分野を中心に行われています。それによって、事故を未然に防ぐ(減らす)ことが出来ます。

同様に、顧客との取引・対応において、失敗につながりそうな事柄があった場合、それを書いておけば良いのです。

私の場合、自坊の法要に訪れた人の靴を、お帰りの前に私が揃えることにしていますが、忘れそうになったり(ハッとした)、実際忘れたりすること(失敗)がたまにあります。今度は気をつけよう、と思うだけでは、同じことを繰り返します。記録に残し対策を考えることが必要です。例えば、法要中に行うことは、チェックリストを作成すると、解決できそうです。

 

また、自坊では、寺院管理ソフトに、住職が失敗について記録することが多いです。臨機応変な対応が必要な事柄では、新しい失敗や気づきも多いです。記録に残すことで振り返り、またパートナーである私と、失敗した出来事を話し合っています。

 

失敗を記録し振り返っていますか?