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ペルソナ2019.12.29

顧客と交流を重ね、顧客のことをよく傾聴していくと、自社の顧客の共通項が浮かび上がってきます。多数の顧客と交流を深めることで、顧客が必要とすること望むことが、自然と理解できるようになります。

これらの顧客情報から、典型的な顧客像の複数のペルソナを設定することができます。もし、マーケティングのために、ペルソナを作成したいという場合は、現実の顧客に直接向き合って知った事柄によって、ペルソナを作成し修正するという作業になります。小さなお店がそこまでする必要があるかどうかは、経営者の判断だと思います。

私の場合、ペルソナ作成のセミナーを受けたこともありますが、その時は、顧客を仮定・想定する、ということだったので、仮定の顧客を想定し狭い範囲の顧客層をターゲットにしてお店の特色を出していく話に、強い疑問を覚えたわけです。約40万人の商圏(福井市+周辺)では、そうした狭い範囲の顧客層にアピールするだけでは成立しないと考えているからです。しかし、現実の顧客に基づいて複数のペルソナを想定するのなら、納得できる方法です。それなら、より顧客のニーズや希望に沿ったお店になるでしょう。実際、私も、現実の顧客に基づいて顧客のPCの操作技術の程度やニーズを想定しています。

 

 

*マーケティングでのペルソナとは、年齢や趣味など具体的に細かい情報を設定した顧客像のことです。ペルソナを利用して、商品開発や広告を行います。