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セーレンプラネット2021.3.14

福井駅前に、プラネタリウム+天文の博物館が、福井市の税金で、2016年から賄われていますが、ようやく私も見に行ってきました。

土曜日ですが人はさほどでもなく、福井県が運営しているエンゼルランドふくいの人出とは全然違います。

 

足羽山にある福井市自然史博物館にも、私は何度か訪れていますが、そんなに見に来ている人がいるわけではなく、もとより、自然に関わる展示は、あまり人気が無いのかもしれません。動物園には大勢人が行っていますけどね。こうした博物館の意義は高いので無くてはならないと理解はしていますが、プラネタリウムが近いところに2つもいるか、という当初からの疑問は、見に行って更に深まりました。

市議会でも追求されていますが、有料入場者数は右肩下がりらしいです。何度も見たくなるプラネタリウムではないからでしょうね。とはいっても、主要なコンテント(内容)自体に魅力が少ないとは、あくまでも相対的な比較です。そこにお金をかけても、他がより上をいったら、相対的に魅力が少なくなりますよね。例えば、水族館は、全国で、巨大な水槽が増えました。その競争は、きりがありません。

 

色々な解決方法が提案されてはいるでしょうが、この施設の場合は、天文に興味関心を増やす地道な取り組みが、結果的に博物館へ訪れる人が増えることになるはずです。例えば、地道な取り組みとは、熱心な天文ファンを中心として、コミュニティを形成し、そのコミュニティを通じて、天文ファンを増やしていく、というのも1つです。