顧客は、いつも利用していても、お店の提供している商品に何があるのか、サービスは何が依頼できるのか、はっきりと知らないことも多いです。
そのお店に、希望している商品・サービスがあると知っているなら依頼する既存の顧客はいます。けれども、知らないから依頼しない。それは、お店だけで無く、顧客にとっても残念な話です。「あらぁ、あなたのところでも○○をしていたのね。知っていたら、お願いしていたのに!」と、言われことはありませんか?あるいは、その顧客は買うことも利用することもないのだとしても、他の人に「それなら、あのお店に行ってみたら?」と紹介してくれるかもしれません。
一覧にする
商品やサービスを一覧ですぐにわかるようにしておき、顧客が迷わないようにします。そうしたリストは、ウェブサイトに掲載する他、手に取りやすく、目に入りやすいチラシとして配布することも多いです。
- ある珈琲豆焙煎店では、焙煎している豆の種類と価格を書いたチラシを、販売時に同封しています。
- ある寝具店では、自分のお店でどういったサービスを行っているか、サービスメニューとしてチラシに書いています。
一覧は、商品・サービスを1つ1つ深めて理解してもらうというわけでは無いので、商品の魅力を伝える訴求力はありませんが、全体の商品構成を理解しやすくなります。
発展系
さらに、自社では対応しないけれど、関連するサービスなら、
「○○は取り扱っていませんが、信頼できる業者を紹介いたします。」
と書いておけば、業者を探している顧客も助かるでしょう。
様々な方法で知ってもらう
- ゲーム形式で知ってもらう。クイズや、クロスワードパズルの中に、商品名を含めたりします。
- セミナーで説明する。例えば、金融機関は、住宅ローンや投資商品についてセミナーを開き、複雑な商品について説明しています。
顧客に、商品・サービスの種類と価格を理解してもらっていますか?