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商品のリコールがあった時に、知らせることができる2020.5.5

製品の不具合で甚大な事故が発生する可能性がある場合、顧客との繋がりは維持した方がいいのではなく、維持しなければならないのです。リコール(回収)が発生する可能性のあるものは、必ず顧客の登録を販売店でも行うようにすべきです。ユーザーがメーカーに製品登録をするとは限らないですし、そもそも食品のようにメーカーがユーザー登録を受け付けていない場合もあります。

 

製品の不具合でリコールがあった時に、家電は販売した記録をもとに連絡する販売店があります。自動車も登録されていますから、連絡がされます。

自転車のリコール

自転車のリコールはめずらしくないそうですが、ロック機構の不具合による甚大な事故が発生したためリコールした自転車があります。343万台販売された自転車です。けれども、販売した自転車店からユーザーへ連絡をした、という実例を残念ながらネットではほとんど見かけません。理由は、販売店で顧客登録をしていないからかもしれません。メーカーの対応も遅れています。

この自転車に限らず、自転車自体の不具合により甚大な事故は発生するのですから、自転車店は顧客登録を行い、リコールが発生したら、該当者へ連絡をする、該当者が分からない場合は、お店の全顧客に知らせるぐらいの責任をとるべきだと考えます。

食品のリコール

その食品を扱っていたのなら、スーパーが店頭で告知するのはもちろんですが、スーパーの顧客登録をした人に知らせることも出来るはずです。

 

その他、消火器のような消防用品・コンロのようなガス器具・おもちゃ・医薬品・化粧品など回収がされることのある製品は様々です。

リコールが発生した場合、幅広く周知するのは、メーカーに任せるとしても、少なくとも、自分のお店の顧客に、きちんと知らせる。その為には、リコールがあれば連絡する必要がある旨を理解してもらって、顧客登録をお願いする。

自分のお店で取り扱ったことのある製品の場合、購入者へ知らせる。購入者が分からない場合、お店の今までの顧客、離脱した顧客を含めて全ての顧客に知らせるぐらいのことをする。それによって、顧客に対して極めて誠実なお店、信頼のおけるお店になり得ます。

 

あなたのお店では、商品のリコールがあった時に、知らせることができますか?