- 自社の商品・サービスとは関係無く、顧客の商いを助ける
- 顧客の商いを助けることで、自社の商品・サービスの利用に繋げる
そのどちらもあります。
無料も多いですが、高度に専門的な支援は有料にしている場合もあります。
支援方法の例
- 自社のニュースレターやウェブサイトで、顧客の商いを紹介する
- 顧客のチラシ・店舗カードを置く、ポスターを掲示する
これらは、小さなお店で、よく行われていますね。
- 異業種交流会や、ビジネスマッチングの催しを開催する
金融機関がよく行っています。 - 講師を呼んで、ビジネスセミナーを行う
業界団体が会員向けによく行っています。 - ビジネスのための勉強会・研修会・繁栄会を運営する
ある畳機器メーカーは、畳店向けのビジネススクールを開催しています。
セミナー講師やコンサルタントが、勉強会を開催して、自分のビジネスにも繋げている場合もあります。 - ビジネス情報・業界情報を提供する
ビジネスのお役立ち情報や、顧客が関連する業界の動向を記事にして伝えます。ニュースレターやメールで提供されることが多いですね。自社の宣伝よりは、読まれることが多いです。 - 顧客の、起業・開業を助ける
ある珈琲焙煎会社は、カフェ開業の経営ノウハウの他、抽出技術・鑑定技術養成を、有料で提供しています。海外研修さえあります。 - 顧客が参加できる販売会を開催する
行政や商業組合が出店者を募集して催事を行うこともあります。 - 顧客の日頃の業務を手助けする
ある花小売店では、企業の営業職を顧客にしています。それぞれのお得意様へ、誕生日や○周年のお祝いにギフトとして花を贈るのですが、いつ、誰に贈ったかを記録しておくので、営業を行う人には便利なサービスだとして利用されています。
これら以外にも、一般の顧客にするのと同じ支援の方法があります。
- 顧客が開く催しに参加する
- 人手が足りない時に、手伝う
- 顧客が調べている・探しているものを、一緒に調べる・探す
- 専門家を探している時、紹介する
- 書類の申請を手伝う
- 必要な道具を貸し出す
- 技術や知識を伝える
- 顧客が必要としている時に、空いている駐車場を貸し出す
顧客の商いを支援する方法は様々です。小さなお店が、どこまで行えるか・行うか、というのもそれぞれですし、お店の判断です。自分が無理なく出来る範囲で行えば良いと思います。
私の場合、催しに誘われれば、何事も一度は行ってみるようにしています(体験してみないと分からないので)。けれども、自分が興味も無い催しに、お付き合いだからといって参加する必要はないとの考えです。
また、顧客支援のメニューを作成し、顧客にこうした方法で商いを手助けしていますよ、と案内すると分かりやすくなります。
顧客の商いを支援するなら、どのようにしますか?