辞書を読んでみましょう。
異なる地域、組織の間で人や物事が互いに行き来すること。行き来して付き合うこと。また、その行き来。特に、人と人、人と自然などの間に交わされる心的感応、気持のやりとりをいうこともある。
▷ 帰れる父(1919)〈水守亀之助〉
「どこにゐるのか知れない父と自分との間にある心の交流があるやうに感じられるのだった」
精選版日本国語大辞典 (C) SHOGAKUKAN Inc.2006
難しい意味では無いですよね。
営業は、交流ではありません。関係ありません。
また、「自分はこういうことをしています、これが趣味です、家族はこうです、仕事への取り組みはこう考えています」と自分について言うだけ言って、相手の話に興味が無い。それは交流になりません。確かに、自分を知ってもらうのは交流の半分ですが、それだけでは交流は完成しません。
交流は、相手を尊重することから始まります。
相手を気にする。理解しようとする。話を聴く。
相手を尊重するとは、自分の話より、あなたの話が大切なんだ、と示すことです。そして、自分についても分かってもらう。お互いに分かり合う。それが交流です。