顧客・その家族が亡くなったことを知る仕組みがあると良いです。
無くなった年月を記録しておき、今年で何年目になるのか知ります。
- お寺には過去帳があり、回忌が分かります。
- 仕出し店やギフト店は、年忌法要に合わせて、法事や引き出物の案内をするところもあります。
- ある花店では、登録すると、お供え花のためのリマインドメール(思い出してもらうためのメール)サービスを行っています。
- 議員・候補者の場合、後援会・選挙用ソフトに回忌計算が出来るものもあるので、ニーズがあるのでしょう。支援者が亡くなったら当然に知っているだろう団体や後援会が、故人の名前で案内状を送ると、礼を欠くと捉える人もいます。こうした場合、弔事の対応とともに、名簿の更新は特に堅実に行わないといけないでしょう。
顧客が亡くなった後、その顧客の思い出を話したり敬意を表することは、(場合にもよりますが)その家族にとって懐かしいもので喜ばれます。亡くなった顧客と深めた交流を、その家族・子供に伝えていくことは、その顧客への恩返しにもなるでしょう。
顧客と繋がることは、その人が亡くなった後も、続けられるのです。
自坊でも、法要の際、往生された御門徒のエピソードなどを交え住職が話をし、皆で偲ぶことが多いです。
あなたのお店では、顧客・顧客の家族が亡くなったことを知り、回忌も分かりますか?