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電話がかかってきた時に、顧客情報が表示される2019.9.13

電話を取る前に、どの顧客で、今までどのような対応をしていたのかが分かれば、落ちついて電話に出ることが出来ますよね。その仕組みを実現するのが、CTI(電話と連携)です。

 

CTIソフトによって異なりますが、着信に関して、次のような機能を実現できます。

 

  • 電話の着信と同時に、名前や住所がPCの画面にポップアップで表示されます。

  • 社内の担当が誰か分かるので、担当が直接電話を取ることができます。

  • 顧客管理ソフトで顧客情報と今までの対応履歴が表示されるので、電話口でも顧客に自信をもって対応できます。

  • スマートフォンのチャットアプリに情報を送信して通知することが出来るので、外出している時でも、お店にかかってきた電話が誰なのか分かります。電話が転送されて、スマートフォンで電話に出る前に、通知を見ることも出来ます。

  • 未登録の電話番号は、自動(又はクリック1回)で検索出来るので、どこの会社・団体なのか、あるいは迷惑電話なのかも分かります。

  • 迷惑電話は番号を登録しておき、迷惑電話として表示できます。

  • 着信番号や顧客情報を他のアプリケーションに伝えて、連携させることが出来ます。

 

CTIによって電話応対が高い次元に引き上げられるのを、使ってみると実感するでしょう。

 

ナンバーディスプレイを利用して、電話機に登録する方法もありますが、それで分かるのは名前だけです。また、新規顧客がどんどん増えていく場合、それだけでは対応できません。PCで着信情報を受け取り、データベースと連携する必要があります。

CTIは、コールセンターで利用されています。以前は、小さなお店でCTIを行うのはなかなか難しかったのですが、今では、対応する電話機器があれば、安価にすぐに始めることが出来るようになりました。

 

注文を電話で受け付けるお店なら、CTIは、導入しておきたい仕組みです。顧客対応がスムースになり、ミスやトラブルが減ります。着信と同時に、顧客情報が開いて、今までの注文履歴もわかるので、「前回注文したのと同じ物」と言われてもすぐに答えることができます。電話で名前や住所を何度も確認する必要もなくなります。

 

「お客様を名前で呼ぶ」にもありますが、電話に出た時「こんにちは、○○さん」と呼ぶことはもちろん、顧客管理ソフトに登録していれば、子供の名を呼んで話をすることもでます。

 

自坊でも、CTIは重宝しています。外出している時に、誰から電話がかかってきたのかスマートフォンに通知されるので、急ぎの電話かどうか判断できるのも便利ですね。

 

 

あなたのお店は、CTIで、一つ上の顧客対応を行っていますか?