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ネルフィルターで淹れる珈琲2022.12.2

金属製の取っ手のついたネルフィルターを、京都のイノダコーヒーで購入したのが、大学時代。

淹れた後、水につけて冷蔵庫で保管するのが面倒だなぁ、と思い、使わないまま20年。

ある日、思い出して使ってみることに。

 

うん、確かに美味しくなる(ような気がする)。

 

ネルだと、ペーパードリップと較べ、少しまろやかになるように思えます。珈琲の好みは人それぞれですから、どちらがいいというわけではありません。けれど、私には、ネルで淹れた方が少しだけより美味しく思えました。

取っ手のついたネルは冷蔵庫で保管しにくいので、使い倒した後、新しいネルフィルターは布地だけのものを購入。

そのネルを使い終えた後、次は、私のパートナーに円錐型のネルフィルターを作ってもらいました。

円錐型のコーヒードリッパー(6杯用の大きめのもの)に、ネルをセットできる形です。ネルはドリッパーの内側に収まる大きさにしました。ドリッパーの上端の淵からネルがはみ出さない大きさ。この大きさは、たまたまですが、使い勝手は良いです。

 

こうして、珈琲を淹れる手順が定まりました。

  1. 冷凍庫から豆を取り出す。
  2. コーヒーメジャーで7gの豆を量り、4杯。計28gの豆(2人分)を、ミルで挽く。
  3. コーヒードリッパーにネルフィルターをセット。
  4. フィルターに豆をいれる。
  5. ポットでお湯を沸かす。
  6. コーヒーサーバーに一度お湯を入れ、温度を下げ、ポットに戻す。(温度を測るのは、手間すぎるので、していません)
  7. お湯を注ぎ、抽出。
  8. サーバーから、コップに注ぐ。

 

後始末は、淹れ終わった豆は熱いので、少し冷めてからにしています。

  1. フィルターに残っている豆を捨てて、フィルターを水洗い。
  2. コーヒーサーバーに水を入れて、フィルターを漬け、コーヒーサーバーごと冷蔵庫の定位置に片付ける。フィルターを熱湯で煮沸するのは、これも手間過ぎるので、たまにする程度です。

 

淹れるのも後始末も、ルーチンとなり、面倒だなと思うことはありません。

手順で改善したいところは、お湯の温度です。けれど、温度計を利用するのは手間なんですよね。どうしようか、と考えるところです。

 

このように、美味しい珈琲を飲みたいために、ずいぶん試行錯誤してきました。しかも、今は、朝の一杯だけしか珈琲を飲みません(カフェインを日中とると、睡眠が妨げられるので、とらないようにしているからです)。ですから、その一杯の珈琲を、できるだけ美味しく淹れなければ、と思うのです(面倒さが無く、続けられる手順で)。

 


この記事は、Coffee Advent Calendar 2022に参加したものです。