ノート・手帳・台帳など、紙に顧客情報を書いて運用する方法を考えます。
「お客様ノート」「営業ノート」「接客ノート」と言う場合もあります。
メリット
- 手軽に始めやすい
- 書いて覚えるのが合っている人もいる
デメリット
- 他の人と、共有しにくい
- 他の人と共有するなら、外に持ち出せない
- 検索できない
- バックアップを取りにくいので、紛失した際、回復できない
- 顧客情報が増えれば増えるほど、運用のコスト(時間・労力)が大きくなる
- 業務システムと連携できない
顧客管理ノートの作り方
- 1冊のノートに1人の顧客について書く
- 手帳にまとめる
- 台帳に書いて、バインダーに綴じる
などの方法があります。
紙の台帳から、システムに変更した例
紙の台帳に、顧客とのやりとりを書いていた会社がありました。その運用は、時間はかかるし、一人が見ていたら他の人は参照できないし、検索もできませんでした。
しかし、独自に開発した顧客管理システムで運用を開始したら、全てが解決。今までの紙のデータは、スキャンしてPCの画面で参照できるようにしたので、過去のデータの取り扱いも問題なし。
紙ベースでの顧客情報の運用が出来る条件は
- 同時に共有して利用しない
- 顧客の数が限られている
ですね。
チームで利用するなら、紙ベースでの処理はお勧めできません。
顧客ノートが利用されている例
キャバクラのキャバ嬢やホステスが顧客を記録するため手帳を利用しています。それ専用の手帳があるので、普及しているのでしょう。その専用の手帳では、カレンダー、成績・給料の集計、顧客プロフィール・名刺収納、来店履歴、連絡履歴、同伴・ボトルのメモ、などを記入できます。キャバ嬢・ホステス個人に、顧客がつくので、こうした方法が合っているのでしょう。
スマートフォンのアプリに、キャバ嬢・ホステス向けのアプリがあります。アプリも良いかもしれませんが、こうした商いでは、手帳の方が融通がきいて利用しやすいようにも思えます。
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