顧客管理ソフト・アプリ・システムを分類・比較します。
ソフト・システムの種類による分類
表計算ソフト
Excel、LibreOffice Calcなど
Excelでする顧客管理は、スモールビジネス向け。共有もできるが、実際の運用にはトラブルが発生しやすくなる。
参照:失敗しないExcelの顧客管理!してはいけない作り方! テンプレート有
住所録ソフト
筆まめ、筆ぐるめなど
筆まめ、筆ぐるめは、スモールビジネス向け。宛名の印刷は得意。
だが、住所録以上の機能は難しい。共有も難しい。
顧客管理用ソフト(業種専用・汎用)
ガンジスは、汎用の顧客管理ソフトになります。
特定の業種向けのソフトも汎用的に利用できるソフトも、スモールビジネス向けから、大規模事業者向けまで様々。
アプリ作成ソフトによる、システム構築
Access, LibreOffice Base, FileMaker Pro, Kintone, Salesforce など
- スモールビジネス向け Access(サーバーを利用するなら、大規模向けも可能)
- 大規模事業者向け Salesforce, Kintone
- スモールビジネスから大規模事業者向け FileMaker Pro
これらはいずれも、システムを構築します。プログラミングをしなくても構築出来る部分もありますが、複雑なことはプログラミング無し(ノーコード)では難しいです。
ユーザーが求める事による分類
スモールビジネス向けか、大規模事業者向けか
スモールビジネスと、大規模事業者向けとでは、ソフトに求められるものが違います。
大規模事業者向けだと、なんらかのシステムと連携することが多いでしょう。
スモールビジネス向けだと、ソフト単体で運用するするので充分なことが多いです。
業務にあわせた独自の機能が必要かどうか
汎用的な顧客管理ソフトで間に合わない機能が必要かどうか。
他のシステムと連携するかしないか
例えば、SFA(営業支援システム)に連携したいかどうか。
ブラウザ上で動作するか、WindowsやiOS専用のネイティブアプリか
操作性と機能が大きく異なることが多いです。
ブラウザ上で動作するものは、OSを選びません。その代わり、ブラウザで動作できる範囲の機能に限られることが多く、使い勝手がネイティブアプリに及ばないことが多いです。
ネイティブアプリは、そのOS用に作成するので、使い勝手はOSのユーザーインターフェイスに準じたものになります。しかし、他のOSでも動作するソフトなのかは、ソフト次第です。
共有できるかどうか
一人で使うか、複数の人が同時に使うか、です。
CTI(PCと電話と連携)ができるかどうか
着信時にCTIが必要か。また、発信時にもCTIを利用するかどうか。
ユーザーが実現したいことについて
ITのプロフェッショナルとして、ユーザーに顧客管理をどう実現したいのかヒアリングをしてきました。
すると、ユーザーが実現したいと考えている方法は、実際はいらなかったり、他の方法を利用すると良かったりする場合もあります。
ですので、課題の解決には、最初にご相談頂くのが近道になるでしょう。最適な解決方法を考えますので、ガンジスにご相談ください。
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