誕生日のお祝いメッセージとともに、来店を促すため、割引券や来店時プレゼント引換券を送るお店も多いです。けれども、多くのお店で行われるようになったため、有効性を失う技術になっています。素直に考えてみましょう。お祝いに、販売促進を含めなくても良いのです。友人へお祝いする時に、自分のお店の営業をするでしょうか?
手書きのメッセージカードを送ることで、充分喜んでもらえるはずです。その上で、余裕があるなら贈り物をするのも良いでしょう。誕生日や結婚記念日に花束を贈るブティックもあります。
こうしたことを行った後に、お店からのオファーとして、割引や来店プレゼントを考えても良いでしょう。
顧客へのお祝いが主であって、お店に来て下さいねは従です。それが逆転している残念な案内が多すぎます。
飲食店での、顧客の記念日のサービス
何を行うか(あるいは何もしない)。有料サービスか無料サービスか。サプライズにするかしないか。
など、お店の負担と顧客の満足度の兼ね合いを考慮して、お店の方針を決定します。
有料なら特別なコースを用意したり、無料サービスなら、デザートをアップグレードしたり、チョコレートペンで「おめでとうございます」とプレートに書いたり、色々な方法が実践されています。顧客へのお祝いする気持ちを元にして、お店らしい・自分らしい方法を行えば良いと思います。
ECサイトの例
ある健康食品・サプリメントのECサイトでは、誕生日を理由とした○○円以上ご購入でプレゼントという販売促進を行っていましたが、それはやめました。確かに売上が上がる効果的な方法ですが、プレゼントをもらうのに条件があると、残念に思う人もいるからです。
あなたのお店では、顧客の誕生日・結婚記念日などの特別な日に、祝福していますか?