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前払いの回数券の仕組みがある2020.6.4

お店・顧客にとって、回数券のメリット・デメリットは様々です。あらゆる業種で利用されています。

ここでは、顧客と繋がる点でのメリット・デメリットを考えてみます。

メリット

  • 回数券の販売時に、顧客情報の登録をお願いできます。
  • 回数券は、顧客に来店を促します。

デメリット

  • 複雑な規約や制限があると、顧客は混乱します。
  • 回数券の事務処理でトラブルが発生すると、顧客が離脱する理由になります。

有効期限のある場合

有効期限がある場合、使い切れなかったら顧客は損をします。使い切れない顧客を期待して回数券を発行するのは、顧客のことを考えたものではありません。有効期限を設定するなら、有効期限が切れる前に、使っていない回数券があることを、顧客に案内しましょう。そうすれば、顧客は教えてくれてありがとうと思い、再来店してくれやすくなります。

あるいは、払い戻しはいつでもOKとしておけば、安心して顧客は回数券を購入することができます。払い戻しは、正規価格で計算し直した料金+事務手数料を差し引く方法があります。

有効期限のある高額な回数券を導入するなら、顧客とのトラブルが発生しないようにきちんとした事務処理も必要です。

その他の留意点

  • 普通の固定客を増やします。ただし、回数券自体は、交流を深めるものではないので、岩盤固定客を増やす仕組みではありません。
  • 教室は、月謝制のところチケット制・回数券のところがあり、その両方を採用する教室もあります。自分のペースで通いたい人にはチケット制が便利です。
  • 回数券の最後の1枚が利用された時だけ再購入できる回数券(通常の回数券よりさらに割引率高め)を勧めると、再購入してもらいやすいです。
  • 回数券・物品の無理な売り込みは、顧客に警戒されます。そういうことをしません、ということを明言しているサロンもあります。
  • 岩盤固定客は、回数券のあるなしにかかわらず来店してくれます。
  • 回数券を販売する期間を限定する方法もあります。

 

導入するなら、顧客が残念な思いをしないような仕組みにしましょう。

 

あなたのお店では、回数券を導入しますか?