友人との会話では、友人を褒めますよね。それと同じです。
もし、褒めることがない、というのでしたら、それは褒め方を知らないだけです。誰もが相手を褒めることが出来ます。難しいことではありません。
褒め方
言葉の選び方と、どのように伝えるか、ということについて、色々な技術が紹介されています。
- 身につけているものを褒める
- その人の家族や子供を褒める
- 他の人が褒めていたことを伝える
- 質問形式で褒める
など、様々です。
私は、自分にあった方法で良いと考えます。無理に褒める必要も無いでしょう。話をしている中で、いいね、すごいね、と思ったことを、素直にそのまま伝えれば良いのです。また、それが伝わらないと意味が無いですから、すこしオーバーに言うくらいがちょうど良いと私は思っています。
相手が誇りに思っていること・自慢したいことが話に出てきたら、もちろん褒めるのが良いです。ただ、私の場合、それについて同意できない時は、同意も否定もしない言葉で流します。
徹底的に褒める
褒め方として、とにかく褒めまくる、という方法をとるお店もあります。中途半端に褒めていると、嘘くさいと思われるけれども、「キレイですね」「素敵ですね」と徹底的に褒め続けると、お客もどんどん実際にお洒落になっていくとのこと。
選択を褒める
飲食店で、顧客の注文を褒める方法もあります。注文をもらってから、「○○は、暑い夏にはぴったりですね。いい選択ですよ」という感じでしょうか。この方法は、顧客が選択する場面なら、何事でも同じようにできるはずです。また、選択したことを褒めることで、その商品・サービスはいいものですよ、と言外に伝えることになります。ですから、顧客は、自分の選択が間違っていないと安心できます。
残念な褒め方
次の表現は、素直に受け取ることが出来ないので、やめるべきです。
- 他の人・物との比較する
××と違って、すごいですねぇ。とかですね。素晴らしいことを褒めるのに、比較する必要はありません。 - 体型など身体に関すること
他の人には分からないことを気にしているかもしれません。 - 年齢について
人によって感じ方が違うので、避けた方が無難でしょう。
顧客から、商品・サービスを褒めてもらった時
返答が「ありがとうございます」でしっくりしない時は、「はげみになります」がなかなか良い言葉です。
通り一遍ではない、自分の気持ちが伝わるように褒めるには、相手のことをよく見て、話を聞かないといけません。相手を尊重しているからこそ、褒めることが出来るのです。
お客様を褒めていますか?