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顧客の店舗に宣伝ツールを置かせてもらう2020.6.7

顧客のお店に、自分のお店のカード・チラシ・ポスター・冊子・本・作品など宣伝に繋がるものを置かせてもらう方法です。

顧客でないお店に置かせてもらうことも多いですが、顧客のお店に置いてもらう・掲示してもらうことを考えてみます。この場合は、顧客に依頼するので顧客活動の一環になります。

 

交流の深まった顧客だと、断らずに置いてくれることでしょう。そのため、依頼しやすいです。けれども、顧客は、断ることが負担になるから、OKしている可能性もあります。その辺りの本当の気持ちを確認する必要があるでしょう。

 

NPOなどの団体は、会員へチラシやポスターを送ることがあります。ポスターを掲示してもらうために、きれいに剥がせるテープも付けると、貼ってもらいやすくなると思います。

 

カードやチラシなどを置いてもらうには、顧客のお店のコンセプトに合うようにするにはどうすればいいか、顧客の負担にならないようにはどうすればいいか、を考えるのが吉です。デザインが異なるカードやチラシを用意する方法もとれるでしょうし、宣伝が無いカタログスタンドを贈るのも良いでしょう。

催しの告知のチラシ・ポスターは期限があるので、受け入れられやすい感がします。

冊子や本は、お店に本棚があれば置きやすいですし、長く置いてもらえそうです。

作品は、喜ばれる場合もあれば、依頼されて顧客も困る場合もあるでしょう。丁寧に確認する必要があります。

 

提案をつける方法もよく解説されます。

  • お店のチラシ経由は○%支払います、というバックマージンを提示する方法です。けれども、この方法は、提案を受けて嫌がる人がいます。さらに、交流の深まった顧客を、そうしたお金の関係に落とし込んでしまうのは避けた方が良いと考えます。
  • 代わりにあなたのお店の宣伝ツールを自分のお店に置きますよ、という方法もあります。しかし、顧客からみて、この提案はどうでしょうか?「代わりに」というのは、顧客の感じ方がネガティブになることも想定できます。

 

私の考えでは、お店の中での他店の宣伝は控えめであるべきです。入り口に、フリーペーパーの派手な宣伝スタンドがあると、残念な感じです。そのお店に来店するお客様をもてなそうという意志を感じ取れません。

カードやちらしを置いてもらうと、日々、その整理をしてもらうことになり、手間暇がかかることになります。たくさんのチラシを受け入れている店舗は、その周辺が乱雑になっているのをよく見かけます。顧客に依頼するなら、その点を配慮したいです。

 

顧客の店舗に宣伝ツールを置かせてもらいますか?