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定期配達の仕組みがある。2019.5.10

定期配達の例

直接配達する場合、宅配便の場合のどちらもあります。

食品・嗜好品・消耗品の定期配達は、各業種で行われています。

  • 農家 お米・野菜の定期配達
  • 米穀店 お米の定期配達
  • パン店 パンの定期配達
  • 精肉店 お肉の定期配達
  • 珈琲豆焙煎点 珈琲豆の定期配達
  • 和菓子店 御菓子の定期配達
  • ペット店 ペットフードの定期配達
  • 美容室 シャンプー・トリートメントの定期配達
  • 花小売店 お花の定期配達
  • 眼鏡店 コンタクトレンズの定期配達
  • 浄水器メーカー 浄水器のカートリッジ
  • 書店など 絵本の定期配達

あまり無い例としては、

  • 温泉 業務用天然温泉の定期配達(タンクローリーで)
  • オーダーネイルシール ネイルシールの定期便

定期配達自体がサービスの基本の場合もあります。

  • 配達専門の食料品店 食料品の定期配達
  • ガス会社 LPガス・灯油の定期配達
  • 水 ウォーターサーバー
  • リネン 洗濯物をご要望に応じて定期的に回収・洗濯・配達
      ○ 運送会社が、リネン配送を手がけているのもある。
  • 牛乳
  • ヤクルト

利が薄くても行っている場合もあります

  • 書店 雑誌の定期配達

お店のメリット

お店にとってはメリットが大きいです。

  • 顧客がリピーターになる
  • 売上が確定しやすい
  • 仕入れ・加工・配達などの予定を計画的にできる
  • ついで買いが見込める

顧客のメリット

  • 割引された価格で入手できる
  • 定期的に必要な物が自動的に配達されるので、便利

顧客のデメリット

  • 解約手続きが不便な場合がある
  • 使い切れない量になる場合がある

浄水器のカートリッジ

定期購入は、おおむね事業者側の都合と言えます。そうでは無い例としては、浄水器のカートリッジの定期配達があります。顧客にとって、使用期間が長すぎて効果がなくなる前に新しいもの交換したいところですが、それを忘れないですみます。

農家の定期便

農家からの定期便では、顧客から御礼や感想を頂くことも多いです。農家にとっても励みになります。
顧客と生産者とが直接繋がることが出来るので、農家の定期便は良い方法だと思います。

送料が高くても、定期購入が成立する商品

宅配便を利用する定期購入は、宅配便の送料が顧客にとって許容できるものであるから成立するのであって、支払い総額に占める送料の割合がある一線を越えると、顧客は右肩下がりに減るのでは無いかと考えています。今後、ゆうパック・宅配便の料金が下がることはあまり考えられませんから、送料はリスク要因です。仮に送料が高くなっても、顧客に支持され購入されるとしたら、圧倒的な商品力を備えた物だと思います。例えば、牛乳で言えば、非加熱・無殺菌牛乳という日本で唯一の牛乳があります。これは、想いやりファームという牧場でのみ生産しているもので、こうした牛乳がほしい人は、高くても買うことになります。


圧倒的な商品力のある差別化された商品を企画・開発するのは、小さなお店にとっては難しいですよね。けれども、仕入れをして売る販売は、コツコツ生産者と繋がりを作り、本当に人におすすめできる物を仕入れて販売するのは、時間をかければできそうです。品揃えの良い酒店にしても、自然食料品店にしても、そうして商品を揃えています。魅力的な商品をセットにした定期購入(宅配便の場合)は、送料が高くなっても成立するかもしれません。

 

 

あなたなら、定期配達を行いますか?行うなら何を配達しますか?