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製品の耐用年数が近づいた時に、案内する2020.6.3

製品には寿命があります。耐用年数が近づいてきた時に、顧客に案内する・気づいてもらうと良いです。特に、安全に関わることでは必須です。

安全に関わることを案内する

安全に関わることは、メーカーやお店が最大限に行わなければならない事柄です。

一般的に、製品は耐用年数を超えると、一見問題がなさそうに見えても事故が発生しやすくなるので、補修か交換を必要とします。

事故を未然に予防する為に案内をする。メーカーや販売店の責任として行うべき事柄です。顧客の安全を考えるのが第一です。販売にも繋がりますが、それは結果に過ぎません。

 

  • 延長コードには寿命があり、一般的に5年経ったら新品に取り替える必要があります。
    あるメーカーの延長コードには、そのコード自体に使用開始年月を油性ペンで記入できる欄があり、かつ、製品の交換目安は3年~
    5年とかかれています。
  • 車では、大きな故障を防ぐための予防整備の必要性を言う整備工場も多いです。必要もないのに部品の交換を勧めるのは顧客への裏切りですが(そういうお店もあります)、安全に関わる理由のために予防的に交換・整備を勧めるのは顧客のためです。
  • 消火器には耐用年数があります。古い消火器で事故がたびたび起こります。防災会社は消防設備を点検し、古い消火器の交換を顧客に案内します。
  • 給湯器のメーカーと所有者には法定点検の責務があり、所有者登録をすると点検時期に通知がされます。
  • 経年劣化による事故が多い扇風機や洗濯機などは、法制度により、製造年・標準使用期間が表示されています。

製品寿命に気づいてもらう仕組み

  • ある無停電電源装置のバッテリーの寿命が来たときに、ブザー音で知らせます。
  • ある安全カミソリの替え刃は、特定の部分が白くなりはじめたら、交換時期を示します。
  • 車のタイヤには、溝の深さで摩耗を示すスリップサインがあります。

 

製品の耐用年数が近づいた時に、案内する仕組みがありますか?