世界史の学びには、写真や図が豊富な高校世界史の資料集が一冊あると便利です。よくまとまっていて、分かりやすく、簡潔さもあるので、最初のとっかかりに最適です。
Wikipediaもいいですが、どこまで正確かさっぱりわかりませんし、分量は多くても信頼性はかなり低いです(間違いも多いですし)。集合知としても、更新されない記事に知識は集合していません。
けれども、高校世界史の参考書として作成されている資料集は、さすがに授業で利用されるだけあります。間違いもそれなりにあるので、訂正もありますが、それでもなお頼りになる一冊です。私も間違いを見つけては出版社に連絡し、回答をもらっています。ですので、全面的に内容を信用しているわけではありませんが、ネットの情報に比べればはるかにましです。
高校世界史の教科書が良いと考える人もいますが、教科書の文章は無味乾燥。肉の無い骨ばかりですから、よほど世界史好きでなければ、読む気のおきないものです。けれども、資料集はカラフルで良いです。
テレビの歴史番組や、外国紹介番組で、資料集を片手に見ると、より理解が深まって良いですよ。