『マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則』（ピーター・F・ドラッカー/著・上田 惇生/翻訳・ダイヤモンド社）を、小さなお店の場合は？ お寺の場合は？ という視点で読み終わったところです。
小さなお店やお寺の場合には、何をどうするといいのか、という具体的な例示はありませんが、示唆を得ることはできました。
「基本と原則」と銘打っているだけあって、確かにその点は包括的に書かれていますが、具体的に何をどうするのかということは無く、それは各自で考えよう、ということでしょうか。
また、組織を前提にするマネジメントの話ですから、組織のような仕組みから離脱した・したい私にとっては、距離がある内容です。また、小さなお店や、地域のお寺のほとんどは、組織では無いですから、この書の内容を運用・適用しようというのは、あまり意味があるとは思えません。
とはいえ、参考になるところ、取り入れたい部分はありますから、有名なこの書を一度は読んでおいても時間の無駄にはならないでしょう。
本書には出てこない内容ですが、「現場に出向いて聞いてみる」を取り入れてみたい事柄です。