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誤操作しないための操作方法の制限2019.5.10

誤操作しないための、アプリケーションの操作方法を制限するには、どうするのが良いのでしょうか?

 

  1. まず必要なのは、データーベースソフトウェア上の情報の修正・削除には、人が意識的にしなければ自由に出来ない、という制限を持つことです。修正した場合は登録ボタンを押さなければ更新されない、削除の前には必ず確認ダイアログが出る、など、人が操作しなければ情報の修正・削除が反映されないようにします。
  2. 次に必要なことは、情報は、関連する情報の単位で更新できるようにすることです。Excelの場合で個人の名前・住所が1行ずつあるとします。その場合、1行のみ変更しようとしても、不用意な操作で他の行のセルを変更してしまうことがままあります。また、正しい方法で行わないと、列のソートをした後、意図しない行のずれが発生したりすることがあります。
    対して、顧客管理ソフト ガンジスのように、個人の情報は1つのウインドウに表示され、そこででしか修正できない、とすると、それ以外の個人の情報を不用意に変更することがありません。
  3. アプリケーションにアクセス権を設定して、情報を見ることができるのみの人、入力できる人、データベースの管理者、の少なくとも3つのアクセス権を使うことです。見るだけでいい人も入力・修正ができると、不用意な変更の原因になります。する必要が無いことは、最初から出来なくするのが正解です。顧客管理ソフト ガンジスでは、そのようにアクセス権を設定できます。

 

 

以上、3つの条件をクリアすれば、Excel,Word,OneNoteで発生するような意図しない入力・削除はかなり減ります。顧客管理ソフト ガンジスは、以上の条件をクリアし、不用意な変更がされないように制限することと、設定で自由に変更できることとのバランスのとれた設計にしています。