遠隔地や外出先から、ご縁帳ガンジスを利用する方法は、いくつかあります。
ここでは、VPN(バーチャル プライベート ネットワーク)を利用した方法を解説します。
VPNで何ができますか?
外出先から安全に自宅のPCのデータを取り扱うことが出来ます。
例えば、外出先で、iPhoneやiPadから、ご縁帳ガンジスを利用することが出来ます。
例:利用するのに必要な条件
- VPNの環境を構築する必要があります。
例えば、NTTのひかり電話の場合、既に設置されているホームゲートウェイ(例:RT-500MI)でVPNの設定を行うだけで、VPNが利用できるようになります。NTTのひかり電話なら、この方法がお薦めです。 - FileMaker Proか、FileMaker Serverが必要です。
- ご縁帳ガンジスは、FileMaker版を利用します。
- iPhone, iPadに、FileMakerGo(無料)をインストールして利用します。
アプリ版から、FileMaker版への変更方法
拡張子の変更とファイル
アプリ版は、お寺のご縁帳ガンジス.exeファイルのあるフォルダに、Appフォルダがあります。
その中に、
- Goen.fmpur
- GoenResource.fmpur
- Wareki.fmpur
があるので、拡張子を、fmp12に変更します。
こうすると、Goen.fmp12をFileMaker Proで開いてご縁帳を利用できます。
利用するフォルダ
- アプリ版フォルダ>App>Goenフォルダ
- アプリ版フォルダ>App>GoenResourceフォルダ
- アプリ版フォルダ>Exportフォルダ
を利用します。
プラグイン
アプリ版のフォルダ、App\Extensionsに、BaseElements.fmx64(64bitの場合)、BaseElements.fmx(32bitの場合)があるので、それをFileMaker ProのプラグインフォルダにコピーすればOKのはずです(未確認です)。
留意点
- アプリ版から、FileMaker版への変更方法の動作確認は一部しか行っていません。
- FileMakerGoでのご縁帳ガンジスの動作確認は一部しか行っていません。情報の閲覧が出来ることは確認しています。
- 動作の検証は、一部のみにとどまっているので、複数のPCからの接続・遠隔地利用を行いたい場合は、前もってお問合せ下さい。
VPNではなくて、FileMaker Cloudを利用する方法も考えられます。