CTIサーバー・クライアント

ガンジス(2018)向け ヘルプ

概要

 

  • 電話機器を接続したサーバーPC(Windows Serverなど)から、クライアントPCに情報を配信することが出来ます。
  • 電話機器は、サーバーPCの1台にのみ接続するだけでOKです。
  • ガンジスCTIを、サーバーPC、クライアントPCで、それぞれ起動する必要があります。

 

CTIサーバー

 

 

  • このPCでの利用方法 CTIサーバーを選択します。
  • ガンジスCTI起動時に、CTIサーバーとして起動します。 チェックすると、ガンジスCTIが実行された時に、自動的にサーバーとして機能します。
  • ポート番号 ガンジスCTIでサーバー・クライアント間を通信する際のポート番号を指定します。ファイアウォールの設定で、このポート番号の利用を許可する必要があります。
  • 起動する・停止する CTIサーバーの起動・停止を行います。
  • ライセンスされた利用可能PC台数 ライセンスされたPC台数です。未登録の場合は、2台です。CTIサーバーは、このうち1台分を利用します。上限を超えて接続することは出来ません。
  • クライアント接続数 接続しているクライアント接続PCの台数です。

 

CTIサーバー向けの設定

 

CTIサーバーを起動するサーバーPCで、情報を確認する必要が無い場合は、サーバー向けの設定を行うと良いです。

  • 表示秒数を-1にして、ポップアップを表示しない。
  • 通知音のチェックをはずして、通知音を鳴らさない。

CTIサーバーで設定すると良い項目

  • 顧客管理ソフトガンジスから、ガンジスCTIを起動した場合は、着信があった時に、情報を検索して、クライアントPCに情報を配信します。そのため、サーバーPCで顧客管理ソフトガンジスを起動すると良いでしょう。
  • また、外部ファイルの利用も同様です。サーバーPCに外部ファイルを配置すれば、着信時の情報の検索・配信が行われます。
  • E-mail通知やLINE通知・Chatwork通知などは、サーバーPCで設定すると良いでしょう。

CTIサーバーでの処理の流れ

  1. 電話機器に接続します。
  2. CTIサーバーとして起動します。
  3. 着信があった時、電話番号を取得し、顧客管理ソフトガンジスから、顧客情報を取得します。
  4. 顧客情報をクライアントPCに配信します。

 

 

従って、CTIサーバーは、この画像のように、電話機器と接続、CTIサーバーとして起動、という状態になります。

 

CTIクライアント

 

  • このPCでの利用方法 CTIクライアントを選択します。
  • ガンジスCTI起動時に、CTIサーバーに接続します。 チェックすると、ガンジスCTIが実行された時に、自動的にCTIサーバーに接続して、CTIクライアントとして機能します。
  • サーバーIPアドレス ガンジスCTIサーバーを起動しているPCのIPアドレスを指定します。
    WindowsサーバーのIPアドレスの確認は、次を参照して下さい。

    IPアドレスの確認と設定

  • ポート番号  ガンジスCTIでサーバー・クライアント間を通信する際のポート番号を指定します。ファイアウォールの設定で、このポート番号の利用を許可する必要があります。
  • 接続する・切断する CTIクライアントとして接続・切断します。

 

電話機器に接続する必要は無いので、CTIクライアントとして接続していますの状態でOKです。

電話機器に接続せず、CTIクライアントとして接続しているだけの場合には、顧客管理ソフトガンジスで検索を行いません。

 

その他

検証環境:Windows Server 2016をガンジスCTIのサーバーとして利用。クライアントとして、Windows 10×2台

 

電話着信を共有する方法

 

 

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