自坊では、寺報(じほう)を年4回程発行しています。住職が記事の内容からデザインまで一人で作成しています。A4の裏表の1枚に、行事のお知らせと、お寺の近況などです。住職は、子供の頃からその手伝いをしていたので、20年以上、寺報を作成しています。
文字は大きく、内容は分かりやすくと心がけています。読んで頂いているようで、住職が御門徒の法要に行くと、内容について話をしたりすることがあるそうです。
遠くに住まいされている方には会うことも少ないので、そういう方との御縁を維持するのに、寺報は必要だと感じます。
作成と発送、実務例
- 寺報の原稿はコンピュータで作成しています。住職が慣れているデザイン用のアプリケーションを利用しています。お寺によってはWordや一太郎などで作成することも多いでしょう。
- 寺報の印刷は、以前はコピーでしたが、今はレーザープリンタでPCから直接印刷しています。
- 宛名ラベルは、以前は、Excelの住所録からラベルを印刷するのに時間がかかっていました。今は、ご縁帳ガンジスを利用して、簡単に出力できるようになりました。
- 封筒の差出人の印刷は、試行錯誤して、今は次の方法になっています。筆ペンで書いた縦書きの差出人の住所・名前をパソコンでスキャンしておきます。それを封筒にプリンタで直接印刷します。印刷には時間がかかりますが、手書きが良い感じですので、そうしています。
- 後は、寺報を折り封筒に入れ、ラベルと切手を貼り、封をして、発送です。
これら作成から発送までを、トラブル無く手間無く出来るようにしたいところです。自坊でも、以前はミスが出たり時間がかかったりしていましたが、今はスムーズに出来るようになりました。