こども園の遠足で、いしかわ動物園に行きました。これで2度目です。シマウマが大きいなと前回も思ったことを思い出したり、ライオンや虎は迫力あるなと改めて思ったり、いしかわ動物園は大人もこどもも楽しめる仕掛けがされていて、今風の動物園です。
シンガポール動物園やロンドン動物園にも行ったことがあり、外国でも動物園に行くことがありました。どの動物園でも行くたびに、仮に人が飼育されて見世物にされるとどうだろうな、とか考えてしまいます。動物の気持ちになってみると、大切に育てられて長生きできて意外と悪くないのかもしれないとも思いますし、逆に弱肉強食の世界ですが自然の中で生きたいのかもしません。
たしかオランダかベルギーの博物館かどこかで、弱肉強食を描いたタペストリーを見たことがあります。生き物が喰われ、喰った生き物もまた喰われ、その喰って喰われるのが続く、不気味ですがその不安に心揺さぶられる作品でした。動物園や水族館は、そんな自然の一面を感じられるようでいて、そうでは無く、観光客には綺麗に隠蔽されている場所なのだと思います。