松本清張原作の映画。二人の女優の迫力と存在感に驚きです。この二人が実際にいたら(実際にいそうですが)、近づきたくは無いですね。感情任せの女と、高慢ちきな女。この対照的な二人の組み合わせが、見所です。
法廷サスペンスもよく出来ています。本当にこうしたやりとりになるのかどうか分かりませんが、主張を戦わせるのが面白い。 1982年の映画で、時代を感じさせますが、 途中で止めずに、一気に見ることができました。
当事者にとっては災難ですが、それをメディアが面白おかしく嘘ばかり取り上げるのは今も変わりませんね。それを読んで全く無関係な人が関係者に抗議するというのも変わりません。