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置かれた場所で咲きなさい2019.1.4

同意できるところ、共感できるところ、これは人による考えなところ、と様々思いました。平易な言葉で書かれていますから、あっさり読めます。難しくては人には伝わらないし、ベストセラーにはなり得ない時代なのでしょう。

私の考え方は、駄目だったらどんどん次に行こう、そうすればいずれ自分にぴったり当てはまる場所に収まる、です。起業はまさにこうであって、駄目そうだったらすぐに撤退(損切り)して、次へ行く、が起業を成功させる可能性を高めるのです。人生も同じで、あかんと思ったら、そこを離脱(逃げ出す)するのが正解です。大きな組織になればなるほど、そのカルチャーは変わりません。一人の意識のあり方で変えようというのは無理があります。もし、自分の幸せだけで無く周りも幸せにしたいと考えるなら、そのような組織を延命させるために自分の力を使うのでは無く、逆に自分が幸せになりえる場所で力を尽くした方が、社会に良い影響を与えます。もちろん、そのような志を持つのはいいことですが、なくても全然構わないわけです。頑張る必要はないんだよ、ぬるく生きればいいんだよ、いらぬ苦労はしなくていいよ、と私は主張します。

■置かれた場所で咲きなさい / 渡辺 和子 (著)