ガンジスProの構造 概要

ガンジス Proの目的

データベースを利用したソフトウェアは、業務の課題を解決するためにあります。

そして、データベースを利用したソフトウェアを作成するためのソフトが、データベース作成ソフトです。

ガンジス Proは、データベース作成ソフトであり、ガンジス Proの主な目的は、次の通りです。

  • 容易に構築できること。
  • データの堅牢性を確保すること。
  • 業務内容に合った入力・出力ができるようにし、効率化とともにミスを無くすこと。

 

容易に構築できることと、業務内容に合った入力・出力ができることを両立するために、ガンジス顧客では、これら目的を達成するための機能を分割し、重層的に組み合わせられるようにしました。

 

分割された機能とは次の通りです。

 

データベーステーブル

データベース管理システム(PostgreSQL)で作成したデータベースにあるテーブルのことを指します。

情報タイプに対応するテーブルには、infoa,infob,・・・infozまで26テーブルあります。他にもテーブルはあります。

 

情報タイプ

InfoA, InfoB,・・・InfoZまで、26クラスあります。

データベーステーブルの、infoa~infozまでの26テーブルに対応します。

データベーステーブルを、ガンジス顧客のプログラムで、処理するためのものです。

 

用語

A~Zまでの情報タイプには、Text1~Text100, Int1~Int20、などのプロパティがあります。そのプロパティと1対1で対応するのが用語です。用語は、テーブル・表示セットが異なっても、実体は1つです。

用語詳細で、名称・利用可否・式・スクリプトを設定できます。

表示用語

用語を基にして色やサイズ・並び順・詳細画面、リスト、ヒストリーでの表示などを設定したものです。

テーブル

表示セット・関連テーブル・集計設定をまとめたものです。

1つの情報タイプに、複数のテーブルを設定できます。ただし、通常は、1つの情報タイプに、1つのテーブルを作成します。

  • 関連テーブルを設定します。次のテーブルとテーブルとの関係を設定できます。
    • 1 対 1 (1 - 1)
    • 1 対 複数 (1 - 複数)
    • 複数 対 複数 (複数 - 複数)

 

  • テーブルには次の3種類の表示セットを、設定できます。
    • リスト用表示セット
    • ヒストリー用表示セット
    • コンビ画面用表示セット

 

  • テーブルは、それぞれ集計を設定できます。

 

  • リストの検索ボックスで利用できる検索条件を設定できます。

表示セット

記録を表示するための設定のまとまりです。

  • 用語・表示用語設定 表示用語のまとまりを設定します。
  • 共通設定 メインウインドウ・ヒストリー・リストの設定
  • ウインドウ・グリッド・詳細画面 コンビ画面での設定
  • リスト(表) メイン画面でのリスト、コンビ画面での1-複,複-複のリストの設定 

 

 

用語・表示用語設定画面では、

  • 用語の設定
  • 表示セットに配置する表示用語・コントロールの設定

を行います。