検索:関連テーブル

 

この記事の画像は、Ver 2.17以降のものです。

概要

関連テーブルの記録を、検索の式に含めることができます。

複雑な条件も、式を作成するだけで検索できます。

 

関連テーブルは、テーブル設定で、設定したテーブルです。

 

画像の例では、テーブル「個人、履歴、売上、その他」は、テーブル「グループ」の、1 - 複 の子になります。

 

 

検索条件では、関連テーブルとして、次の関係にあるテーブルを選択できます。

 

  • 1 to 1 の子
  • 1 - 複 の子
  • 複 - 複 の子
  • 1 to 1 の親
  • 1 - 複 の親
  • 複 - 複 の親

「1 - 複 の子」を式に利用した検索例

グループの、1 - 複 の子 として、個人を選択します。

式で黒色の関連テーブルは、テーブル設定で設定されているテーブルです。灰色は、設定されていないものです。

 

次の画像の例では、

  • 1 がグループ。複が個人になります。そのため、「1 - 複 の子」が個人です。
  • 検索の式の条件は、次になります。検索対象は、あくまでも、グループです。
    • 個人の記録で、姓がガンジスと等しいもの。
    • そして、この記録(この個人の記録)が「複の子」としてあるグループの記録

 

 

例えば、次のように個人の記録があるとします。

姓がガンジスである個人の記録があります。

 

 

検索を実行すると、この個人の記録が「1 - 複の子」として有るグループの記録が表示されます。

 

「1 - 複 の親」を式に利用した検索例

個人、履歴、売上、その他 との関係では、グループ が 「1 - 複 の親」 です。

 

 

次の画像の例では、

  • 検索の式の条件は、次になります。検索対象は、あくまでも、個人です。
    • グループの記録で、種類が新規客と等しいもの。
    • そして、この記録(このグループの記録)が「1 - 複の親」としてある個人の記録