領収証の作成の仕組み

【開発者向け】

 

 

Ver 1.2の標準データベースに設定済。

 

用語名称内部名称表示用語でのフォーマット
名前Text1
税込金額Num1{0:#,0.############################}
入金日Date15
Text8
税抜金額(標準)Num15{0:#,0.############################}
消費税(標準)Num16{0:#,0.############################}
税抜金額(軽減)Num17{0:#,0.############################}
消費税(軽減)Num18{0:#,0.############################}

 

表示用語でのフォーマット

#,0.############################

は、

  • 整数部は3桁ごとに「,」で区切る。
  • 小数部は省略せず数字がある桁は全て表示する。ただし、少数部の数字は0で終わらない。

この様に表示するためのフォーマットの指定です。

 

参照:Decimalの少数の表示

税込金額

税込金額に入力した時に、スクリプトを実行し、消費税も入力します。
消費税の計算は、10%で行っています。

ただし、Num2の消費税は、領収証では印刷していません。

 

 

  • Num1に入力した数値を計算し、Num2に設定します。
  • 税込金額を、11で割って、10%の消費税を算出します。
  • 端数処理は、Math.Floorで小数点以下を切り捨てます。

 

従って、税込み金額に8%の軽減税率対象の金額が含まれると、正確に計算できません。

参考

次は、税抜金額から、10%の消費税を算出し、Num2にセットするスクリプトです。

税抜金額(標準)

税抜金額(標準)に入力した時に、スクリプトを実行し、消費税(標準)も入力します。

 

 

  • Num15に入力した数値を計算し、Num16に設定します。
  • 0.1で、10%を指定しています。
  • Math.Floorで、小数点以下を切り捨てます。

 

税抜金額(軽減)

税抜金額(軽減)に入力した時に、スクリプトを実行し、消費税(軽減)も入力します。

 

 

  • Num17に入力した数値を計算し、Num18に設定します。
  • 0.08で、8%を指定しています。
  • Math.Floorで、小数点以下を切り捨てます。

変更するには

税抜金額を、税込金額にするには、用語名称表示用語のタイトルを変更します。

書類

 

名称テキスト(式)
税込金額=FormatCurrency(Num1) + "※"
入金日=FormatDateTime(Date15,1)
税抜金額(標準)=FormatCurrency(Num15)
消費税(標準)=FormatCurrency(Num16)
税抜金額(軽減)=FormatCurrency(Num17)
消費税(軽減)=FormatCurrency(Num18)

FormatCurrencyは、VBScript の組み込み関数です。

 

参照:VBScript の操作

 

 

Ver 1.0 の標準データベースに追加する

ガンジスPro Ver 1.0の標準データベースで、領収証を利用するには、設定が必要です。

 

  • 売上の用語・表示用語で、上記の設定を行って下さい。

 

  • 書類出力で、書類設定を次のようにして下さい。

 

  • 次のファイルをダウンロードし、解凍し、領収証.flxrを利用して下さい。

    receipt.zip