2種類の設定ファイルを、vi というエディタで編集します。 Windowsユーザーにとっては、操作方法がかなり異なるため、慣れる必要があります。
まず、1つめ目のpostgresql.confを編集するために、次を入力します。
1 | sudo vi /var/lib/pgsql/15/data/postgresql.conf |
設定ファイルが表示されます。
iキーを押して、入力モード(Insert)にします。解除する時は、Escキーを押します。
参照
サーバが監視する TCP/IP アドレス
1 | listen_addresses='*' |
を追加
暗号化通信(SSL)(行う場合)
SSLの欄で、次のようにコメントをはずし、値を設定します。
1 2 3 4 5 6 7 | ssl = on ssl_ca_file = 'root.crt' ssl_cert_file = 'server.crt' ssl_crl_file = '' ssl_key_file = 'server.key' ssl_ciphers = 'HIGH:MEDIUM:+3DES:!aNULL' # allowed SSL ciphers ssl_prefer_server_ciphers = on |
コメントをはずし、
ssl = onにする
ssl_ca_file = 'root.crt' にする。
#ssl_crl_dir = '' は、コメントのままで良いです。
参考
Step 6: Configure PostgreSQL to use SSL
ポート変更(行う場合)
デフォルトのポートは、5432ですが、それを変更する場合、
#port = 5432
となっているのを、
1 | port = 54322 |
のように変更します。
ポートを変更した場合は、ポート開放も、変更した数値に合わせます。
ファイルを保存する
保存する前に、下に、 -- INSERT --と表示される場合、ESCキーを押して、解除します。
INSERTが表示されていない状態で、
:wq
と押して、Enterキーを押します。
"/var/lib/pgsql/15/data/postgresql.conf" 658L, 22814C written
と表示されて、ファイルが保存されます。