ガンジスポータルは、Windowsの通知領域にある、ガンジスのアイコンを右クリック>その他から、開けます。
ガンジスポータルの役割
ガンジスポータルは、2つの役割があります。
- PCにインストールしたデータベースサーバー(PostgreSQL・データベース管理システム)を起動・終了する。
- ガンジス顧客マネジメントの起動を準備し、また、ガンジス顧客マネジメントの画面をすぐに表示できるようにする。
ユーザーが、ガンジス顧客マネジメントを起動する時、最初にガンジスポータルが起動し、上記の2つの処理を行います。
メニュー項目
- ガンジスポータルを開く ガンジスポータルの設定画面を表示します。
- ガンジスポータルを再起動する ガンジスポータルを再起動します。従って、ガンジスポータルの起動時の設定により、ガンジス顧客も再起動します。
- データベースサーバーを起動する
- データベースサーバーを停止する
サーバー操作
- 起動 データベースサーバーを起動します。
- 停止 データベースサーバーを停止します。
- 確認 起動・停止を確認します。
- ログ表示 データベースサーバーのログを表示します。
設定
ガンジスポータルの起動時の処理
- ガンジスポータルの起動時に、ローカルサーバーも起動する。
ローカルのPostgreSQLを起動します。 - ガンジス顧客マネジメントの起動準備を完了させる。
ガンジス顧客マネジメントの起動に時間がかかるため、その準備をガンジスポータルの起動とともに行います。 - ガンジス顧客マネジメントの起動準備と同時に、メイン画面を表示する。
メイン画面とは、次です。
- ガンジスポータル起動時に、スプラッシュ画面を表示する。
スプラッシュ画面とは、次です。
ローカルサーバー(このPC上のPostgreSQL)起動設定
ガンジスをインストールした際、PostgreSQLを、C:\Ganges\PG15にインストールします。そのため、通常は次の通りの設定です。
- ホスト(サーバー) localhost
- ポート 54322 (旧バージョンのガンジス顧客では、54321をデフォルトにしています)
- フォルダパス C:\Ganges\PG15
スタートアップ
- スタートアップに登録する
登録すると、Windowsをスタートした時に、ガンジスポータルを起動します。
また、ガンジスポータルの起動時に、ローカルサーバーも起動する。 にチェックしておくと、ローカルサーバー(PostgreSQL)も起動します。
留意点
保存ボタンで、保存すると、ローカルサーバーを再起動します。再起動が完了する前に、データベースにアクセスする処理を行うと、
一時的なエラー
An exception has been raised that is likely due to a transient failure.
が発生します。
用語
- ローカル Local。ユーザーの手元の機器・環境。
- リモート Remote。ローカルの対義語です。物理的に分離され、ネットワークによって接続された機器・環境。
- サーバー Server。他のコンピューターや人からの要求に応じて、データを返すソフトウェアやコンピューター。