前提
- Linuxは、配布しているところがいくつもあります。ここでは、メジャーな配布元の1つ、Ubuntu(ウブントゥ)を例にします。
- また、LinuxにインストールするPostgreSQLは、Ver 10を利用します。
ガンジス顧客管理がデフォルトで利用しているのは、Ver 10で、ガンジス顧客管理のバックアップ・リストアの機能もVer 10で利用できるからです。
Ver 11でも、バックアップ・リストアを、別のアプリで実行するなら、それでも良いです。 - Linuxは、WindowsとHDDを共有することもできます。ただ、HDD(あるいは、SSD)をLinux専用にした方が、インストールするのはより簡単です。
PCを準備する
- LinuxをインストールするためのPCを準備します。
共有するPC台数にもよりますが、PCの性能は、高くなくても充分でしょう。サーバーとしての信頼性を確保したい場合は、HDD(あるいは、SSD)をRAIDにするなどの方法もあります。 - バックアップは、顧客管理ソフトガンジスを利用するだけなら、クライアントPCでデータのバックアップを定期的に行えば、おおむね、それで充分でしょう。
- デスクトップPCをサーバーにするなら、無停電電源装置(UPS)を利用するのが、お勧めです。停電・瞬停(瞬時停電)に対応できます。
- 小規模な場合、中古のノートPCで運用するのも充分間に合います。ただし、ノートPCは、24時間運用を前提にしていませんし、発火の可能性も高まるので、日中の、人がいる間だけ電源を入れるのが良いと思います。
デスクトップPCの場合も、24時間運用を前提に設計はされていませんし、スリープにするか電源を切るかが良いと思います。
OSをインストールする
Ubuntuデスクトップ画面
Ubuntuをダウンロードして、インストール用の、DVDかUSBメモリを作成します。
それを、利用してPCにインストールします。
解説は、ネット上に多くあります。参照願います。
参照:
トラブルシューティング
インストール画面が、大きすぎて操作ができなくなる時は、Windowsキーを押しながらウインドウを移動することができます。