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イシューからはじめよ──知的生産の「シンプルな本質」2022.8.18

前半は良かった。後半は、現時点の私が利用したい技術ではないし、今必要としていないので、流し読み。ただ、こうした技術を必要とする人もいるでしょう。そういう人には合っています。

 

「ドリブン」とカタカナ用語が解説なく出てくるので、初めて聞く人は、曖昧な理解になります。

用語を調べた上で、私の理解は次の通り。

「drive」の過去分詞「driven」なので、「~に動かされた」という意で良いはず。だから、イシュードリブンとは、「イシューをもとにした」「イシュー起点」「イシュー主導」となる。つまり、イシューからはじめて、なんらかの活動をする、ということになる。イシューが最初、活動はその後、ということになる。あるいは、イシューが人や物を動かす、となる。

 

プログラムの開発の方法として、テスト駆動開発(Test-Driven Development)があり、テストを最初に書くことで、開発を進める、という方法がある。だから、「テストが起点でテストによって開発を進める」=「テスト駆動」。

 

  • イシューからはじめよ──知的生産の「シンプルな本質」 安宅和人/ 英治出版