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iCloudのメールが消えて、復活できた話2022.3.6

iCloudのメールを、iPhoneとWindowsのOutlookで利用しています。

 

ある日、iPhoneでメールを操作中、誤って受信トレイにあるメールを全て削除し、ゴミ箱に入れてしまいました。OutlookとiPhoneとを利用して、ゴミ箱にあるメールを受信トレイに戻し、戻ったのを確認したので、それでOKのはずでした。

 

ところが、翌日、受信トレイにあるメールが最新のメール10数件を除いて、全て消えています。なんらかのOutlookやiPhoneの不具合だろうとまず考えてました。次に、iCloudをPCで開いてブラウザで確認したところ、これも消えている。ブラウザで確認して、表示されないということは、完全に消えていると予想できます。

 

さすがに、焦ってきましたが、バックアップを探すと、Outlookで利用する、.ostファイルが最近の日付でありました。ファイルをOutlookに戻す前に、Appleのサーバーと同期しないように、ネットワークの接続を解除してから、戻しました。データが残っていたので、念のため受信トレイのメールをアーカイブに移動し、メールを復活できました(追記:後で分かりましたが、ostファイルが不完全なデータだっため、数年分の送信メールを復活できませんでした)。

教訓

  • クラウドの自動同期は、なんらかの不具合が発生すると、全ての端末からデータが消えて復元できない場合がある。ローカルのPCに自動同期でないバックアップをとっておくこと。
  • 今回は、バックアップしたファイルに(一部の)データが残っていたが、バックアップしたと思っていても、実際はそのファイルにデータが無いかもしれない(今回は、部分的に足りなかった)。アプリケーション専用のファイルは、そのファイルで実際に復元できるかどうか確認しておかないといけない。
追記(2022-8-24)
  • オフライン Outlook データ ファイル (.ost)は、同期されていない場合がある。そのため、ostファイルをバックアップしていても、バックアップになっていない可能性がある。
  • 後で分かったことだが、今回の私の場合は、ostファイルのデータは不完全だった。そのため、数年分の受信メールを失った。