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顧客の日本茶・珈琲・紅茶の好みを記録している(来客時に出すため)2019.5.10

来客時には、お茶を出しますが、日本茶・珈琲・紅茶のうち、好みの飲み物が出てきたらうれしいですよね。どれでもいいという人もいるでしょうが、これがいいという人もいます。 メニューを準備して、選んでもらうのも良い方法です。

いずれも銘柄はたくさんありますが、さすがにたくさんの銘柄を揃えておくのは大変です。私は、万人向けの飲みやすいものを揃えておくのでいいと思います。

日本茶なら煎茶、珈琲ならブレンド、紅茶ならダージリンとアッサム、それぞれ良い茶葉・豆を日頃から準備しておけば良いです。牛乳も添えたいので、日持ちしませんが牛乳も常に常備しておきたいところです。 一つ上のおもてなしにするためには、日本茶・珈琲・紅茶の淹れ方を学んでおくと良いです。難しいことは全くありません。

きちんと道具を揃えて、道具の置き場を定めておく。こうすれば、手間も最小まで削減できます。

あるいは、1種類の飲み物を突き詰めるというのも良いと思います。例えば、標準をはるかに超えた水準の珈琲を一杯提供する、その為にいつも用意している、というのなら、「珈琲だけを出すんだよ」という方針も有りだと思います。1杯あたり70円ぐらいの焙煎店の豆を使えば、多くの人が美味しく飲めるはずです。

好みの飲み物と飲み方を知る

その上で、顧客毎に、好きな飲み物とその飲み方を記録します。日本茶が好きなのか、珈琲がいいのか、日本茶・紅茶は飲んでも珈琲は飲まないなど、様々です。さらに、好みの飲み方も聞きましょう。珈琲ならブラックで飲むのかミルクを入れるのか、紅茶ならストレートなのかミルクティで飲むのか、を顧客毎に記録しておきます。

ここまでするのはやり過ぎでしょうか? こうしたおもてなしに、お客様は感動しないでしょうか? もしお店にとってあまり負担にならないのであれば、ここまでしても良いと私は思います。

一日多くの人が訪れる自動車販売店などでは、カップの自販機のお茶や珈琲が出されることも多いです。それは、可も無く不可も無く心に残るものではありません。 小さなお店はこの逆をゆき、一杯のお茶によって、一人一人の顧客にきちんと向き合う姿勢を見せるべきなのです。

その場でお茶を淹れる

丁寧に淹れる時間を利用して、来店したお客様と話す時間を自然と生み出すことができます。

一人で店番をしているなら、奥に引っ込んでお茶の準備をするのでは話をする時間が減ってしまいます。お茶をするための机の上に、電気ポットと茶道具を置いておき、その場で淹れると良いかもしれません。珈琲なら、電気ポットのお湯と、既に挽いておいた豆、あるいは手回しミルと豆(希望するお客に挽いてもらうというのもいいですね)、砂糖、冷蔵庫が近くにあるならそこに牛乳や生クリーム、冷蔵庫が近くに無いなら、乳脂肪入りのコーヒーフレッシュ、後は、淹れる道具とカップですね。

ある珈琲豆焙煎店では、店主に時間がある時は、珈琲を飲んでいってね、と仕事場にあるテーブルの上で珈琲をドリップで淹れてくれます。

 

 

 

あなたなら、丁寧に淹れたお茶や珈琲・紅茶を出しますか? 顧客の好みも記録しますか?